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『沈黙』刊行50年記念大会 ◆『沈黙』刊行50年記念大会
 遠藤周作文学館の記念事業に遠藤周作学会は共催し、『沈黙』をめぐる6人のリレー講演と国際シンポジウム「『沈黙』は世界でどう読まれたか」を、アメリカ、ポーランド、韓国で遠藤文学の翻訳を行っている研究者を交えて開催する。
日 時:8月19日(金)13時〜17時半
場 所: 遠藤周作文学館    (無料・但し入館料必要)
※山根道公先生、学芸員の川崎友理子氏、他、周作クラブ会員の発表もあります。

遠藤周作の新刊3冊
・『沈黙』をめぐる短篇集
 慶應義塾大学出版会 6月15日発売 定価 3000円+税
 没後20年&『沈黙』刊行50年を記念した短篇集で、第T部には「最後の殉教者」など純文学短篇が、第U部には著者40代から50代のエンタテイメント作品(全集未収録)も含まれる。とくに今回発見された「アフリカの体臭」は、遠藤周作の小説処女作≠ニも言えるもので、遠藤周作が「白い人」を発表する前に、筆名(伊達龍一郎)を用いて「オール読物」に書いた作品です(この間の事情については、本報8ページ、町田市民文学館・杉本佳奈さんの記事に詳述されていますのでご参照ください)。
・『深い河』創作日記
 講談社文芸文庫 5月10日刊行定価 1400円+税
【本書裏表紙より】『深い河』は遠藤周作の思考の行き着く果ての神についての、ひとつの結論であった。構想から執筆までの苦悩。壮絶な日々。書くこととは、神とは、を身をもって証明した著者の死後に発見された、感動の記録。 
・『哀歌』 講談社文芸文庫 4月8日刊行 定価 1300円+税
 『沈黙』の前奏曲ともいえる短篇集。裏切る弱さ≠ノ対する限りない優しさ≠描いた、遠藤独自の世界がひろがる。

加賀乙彦会長の新著
 『殉教者』
 講談社 4月25日刊行 定価 1850円+税
 構想に30年を要した著者渾身の書下ろし長篇。主人公は、信じるもののため不可能を超えた日本人ペトロ岐部カスイ。海と砂漠を5万3千キロもにわたって旅し、日本人として初めて聖地エルサレムの地を踏んで、やがてローマに辿り着いた伝説の巡礼者・殉教者の生涯を描く。著者は「あとがき」で書く。「ペトロ岐部の徹底した信仰は、単に日本の信徒としての行為であるだけでなく、全世界の信徒の鑑となる国際性をも備え持っている」

遠藤周作特集号
 「三田文学」2016年夏季号 7月10日発行 定価980円(税込)
 執筆陣には富岡幸一郎氏、田中和生氏のほか、周作クラブからも加賀乙彦、 加藤宗哉、山根道公、今井真理の4氏も加わっています。
※ 購読希望の方は、大手書店でお求めになるか、もしくは三田文学編集部へ直接お申し込みください。
※申込先 港区三田2の15の45   慶應義塾大学内 「三田文学」編集部
電話:03-3451-9053 ファックス:03-3451-9057

遠藤周作関連行事
 軽井沢高原文庫「朗読と話芸」

日 時: 7月24 日(日)
会 場: 睡鳩荘(軽井沢タリアセン内)
出 演: 加賀乙彦、矢代朝子ほか
◎午後の部(13時から) 遠藤周作「ルーアンの丘」ほか
◎夜の部(17時から) 遠藤周作「ルーアンの丘」
加賀乙彦「雲の都」ほか ※ スペシャルイベントとして、加賀会長ご自身による朗読と解説もあります。
料 金: 一般5000円、 中学生以下2000円。
申込先: 軽井沢高原文庫 長野県佐久郡軽井沢町塩沢湖202の3
     0267-45-1175
詳しくは同封チラシをご参照ください。
■ また、軽井沢高原文庫では夏季特別展として、「130年の軽井沢〜室生犀星、堀辰雄、川端康成、遠藤周作〜」(7月23日から10月10日まで)が開催されます。